9月10日、富山市議会で避難所における複合災害の予防について質問しました。

避難所での暑さ対策と非常用電源確保について
この夏は記録的な猛暑で、本市の夏(6~8月)の気温は気象台が統計を取り始めてから最も高く、8月には観測史上1位となる38.9度を観測しました。また、今年は6月から35度以上の猛暑日が出現し、8月は14日間…月の半分近くが猛暑日であり、9月に入っても、猛烈な暑さが続いています。
真冬に起きた能登半島地震では寒さによる二次災害・低体温症でなくなる方がいらっしゃいましたが、暑さもまた災害です。せっかく避難できても、この暑さでは重篤な熱中症によって命を落としかねませんが、一次避難所となる体育館へのエアコンの導入には、少なくともあと数年はかかると伺いました。
問1 気候変動により、今後も命を守るために暑さ対策が必要な猛暑の期間が長くなることが予想されます。避難所となることが想定されている小・中学校の体育館へのエアコン導入までの間、暑さ対策が重要な新生児や高齢者の二次災害を防ぐため普通教室を利用するなど、避難所での暑さ対策について、どのように取り組むのか、伺います。
回答 本市が定める「富山市避難所開設・運営マニュアル」では、避難所の状況に応じて、避難所管理者は避難者を受け入れるスペースについて、学校長などの施設管理者と協議のうえ、新生児や高齢者などの要配慮者や体調不良者のためエアコンを必要とする場合には、体育館ではなく、会議室や教室等を利用することとしております。
避難所においては、近年の猛暑などの異常気象から、避難者の健康を守ることが何よりも重要であることから、エアコンが設置されている教室等を利用するほか、災害時協定締結機関からスポットクーラーや大型扇風機などの空調資機材を調達することにより、避難所での暑さ対策に取り組むこととしております。
問2 避難所の電源が失われることも想定されます。非常用電源についてはどのように確保するのか、伺います。
回答 本市では大規模災害の発生に備え、北陸電力株式会社と、北陸電力送配電株式会社との三者による大規模災害時における総合連携に関する確認書を締結しており、災害が発生した場合は、相互に連絡を取り合いながら、電力の復旧作業を進めるとともに、応急送電が必要な避難所に対し、本市の要請に基づき、電源車を配備することとしております。
また、電力の復旧に時間がかかる場合には、市内の自動車販売会社や建設機械のレンタル会社等との災害時連携協定に基づき、電気自動車や自家発電装置を提供していただくことや、本市で備蓄しているポータブル発電機と、第一次および第二次避難所に配備しているソーラーパネル付きポータブル蓄電池を組み合わせて活用することにより、避難所の電源を確保することとしております。